夏は汗をかくから痩せやすい!っていうのは大間違い⁉パーソナルトレーナーが解説

夏は汗をかくから痩せやすい!っていうのは大間違い⁉パーソナルトレーナーが解説

 みなさんこんにちは!筋肉博士です。皆さんに謝りたいことがあります。ここ1週間ブログの更新できていなく、すいませんでした。私、胃腸炎をやってからすぐに、コロナに感染してしまい、1週間何もできずにいました。まだ少ない読者数ですが、その皆さんに心からお詫び申し上げます。これからは、もっと詳しくわかりやすい記事を皆様に提供していこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします。

 今回は、汗をかくと痩せるのかについて解説していくのですが、みなさん最近本当に熱いですよね。汗もたくさん出ます。これで勝手に痩せていってくれないだろうか。はたまた、ダイエット中の方々であれば、いつもよりトレーニング中に汗が出るから、代謝が良くなり痩せやすくなっている。このように思い方も多いと思います。では、早速解説していこうと思います!

 

熱く汗をたくさんかくからと言って瘦せやすくなるわけではない

 代謝が促進されると、熱生産も上がり汗をかきやすくなります。また、もう少し専門的な話をすると、食事中や食事後に体が熱く感じたことはありませんか?これは、食事誘発性熱産生といい、食事中や、食事後に代謝が上がり熱生産が促進されるのです。これと、同じ原理で汗をかくと代謝が促進されているのではないかと考える方もいるのではないかと思います。

ここが大きな落とし穴なのです。汗をかく=代謝が促進されるというわけではないのです。代謝が促進されると、汗をかきやすくなります。しかし、汗をかくということは、代謝がすべて関与しているわけではないのです。夏とか暑いときに汗が出るというのは、代謝が促進されるわけではなく、脳の視床下部が体温調節をします。外の気温が熱く、体温が上がり体温調節機能が働くと、熱放散が起き、汗をかくようになります。この汗が蒸発をして体温を下げるという仕組みなのです。このように考えると、夏にかく汗というのは代謝が促進されるわけではなく、体温を下げるための汗なのです。

 

サウナで体重が落ちたけど…

サウナも同じ原理で熱いので体温調節機能が働きます。そうすることにより、汗をかき蒸発し体温が下がります。この時に出る汗というのは体内の水分です。この水分が体内からなくなることにより、多少は体重が軽くなるということです。水分を取ると、体重は元に戻ってしまいます。

 

 

まとめ

熱いと汗をかくのは代謝が促進されるわけではなく、体温を下げるための汗になり、ダイエット効果には何も影響がありません。=サウナや夏の暑さで痩せることはあり得ないのです。なので、水分補給をしっかりして脱水状態を予防するようにしましょう。