ONEPIECE「ギアセカンド」を生理学的に分析!
<ONEPIECE「ギアセカンド」は実際に可能なのか⁉>
皆さんは大人気漫画ワンピースをご存じでしょうか。私はとても大好きで何回も読み直したりします!今回のテーマはいつも堅苦しいテーマだったので、今回は少し変えてワンピースと体の生理学を照らし合わせ、ギアセカンドを分析していきましょう!
1ギアセカンドとは
2実際ギアセカンドは生身の人間ができたらどうなるのか
3小ネタ
1ギアセカンドとは
ギアセカンドとはワンピースの主人公ルフィが使う技です。ルフィは体の構造がゴム状の性質であり、内臓も心臓で出来ています。ギアセカンドはこれを利用し、心臓の収縮を早くし、血流を異常なほど早くして身体能力を上げ、素早い動きと強烈なパンチやキックを繰り出します。これは通常の人間だと心臓が破裂してしまい、ゴム人間のルフィだからこそ成し遂げられる技という設定になっております。
2実際ギアセカンドは生身の人間ができたらどうなるのか
このテーマに入る前におかしい点が一つあります。それは、いくらゴム人間とはいえ心臓を自分の意識的に動かすことはまず不可能と言えるでしょう。本来心臓というのは不随神経筋であり、自分の意志とは関係なしに動く筋肉なのです。なので、いくら早くしようとしても自分の意志ではどうにもならないので、ゴム人間とは言え不可能なことなのです。このままでは話が終わってしまうので、ゴム人間も普通の人間も心臓を自分の意志で早くすることができると設定して話していきます。
実際心臓を早くしたら、起ると思われること
1つ目は心臓に負荷がかかりすぎて、心疾患が起きやすく、また長生きも難しいこととなるでしょう
2つ目は血管の破裂によりいたるところで内出血や脳出血が起こるでしょう
3つ目は心拍数の上がりすぎで呼吸が追い付かずすぐ息が切れるでしょう
4つ目は各筋肉に酸素が行き届かず行動時間は30秒が限界でしょう
5つ目は筋力と心拍数は関係がなく心拍数や血流が上がったところで筋力は上がらないのでスピードもパワーも上がらないと思われます。
生身の人間でギアセカンドを行うと、以上のことが起きると予測されます。
3小ネタ
この現実の世界でギアセカンドは重度の高血圧とみなされるでしょう。特別身体能力も上がらなければ、ただ心臓と血管に負荷をかけ、早死に一直線であることは確定です。また、生身ではなくゴム人間でも、心臓の動きを早くしたところで、スピードやパワーが上がることはないので、あまりいい技ではないということです。しかし、やはりアニメはアニメの世界観があるので、これはあくまで現実の話でありワンピースを批判するわけではありません。